鮫島浩工務店で京都ならではの趣あるリフォームをしてみませんか？ご興味ある方は是非、ご相談下さい。

最初にお電話頂いたのが今年の元旦のPM１０：３０くらいでした。

T様から夜遅くに電話など頂いたことがなかった事、それも元旦の夜だと言う事で
不思議に思いながらも電話に出ました。

すると
丁寧な口調で「明けましておめでとう御座います」と挨拶を頂いたのです。
私もおめでとう御座いますと返したのですがやはり不思議に思い、
又、何かあったのかなと考えました。そしてどうかしましたか？と訪ねると

「年末の２６日に自宅が爆発したんです」と・・・私は目が点になりました

最初は冗談かと思いつつも話を聞いているとずっとまじめに話される様子に
本当なんだと確信してすぐに「見に行きますよ」と言いました。

そして見に行って取った写真がこれらです。
よく生きておられたなあと言う感じでした。
爆発部は木造三階建ての二階部分で破損ヶ所は
二階が柱五本が折れたり裂けたりしていて梁も一ヶ所１ｍくらいの長さで裂けていました。

どこから手を付けて良いのか分からないくらいに壊れていて、近所の大工
さんがたちまちの外部の養生に来てくださったらしいのですが
「建て替えた方がええで」と言っていたらしいです。

しかし今の建築業界の法的な締め付けや特に京都と言う土地の景観法や
建て替えの出来ないいろいろな要素を考えると改修で行くしかないと
私は思ったのです。

そしてT様に「僕に任しといてください」と一言言いました。

そして今年の２月いっぴより工事に着手した次第なのです。

最初はとりあえず解体でした。
残す所と壊す所を確認しながら破損状況もみて勧めていきました。