家を建てるを考えるときパートⅡ
貴方は家を建てるとき何を基準に建築業者をえらびますか?
大金を掛けてお家を直したり、建てたりするのに住み始めて納得行かなきゃダメですよね?
家を建てるとき最初に気にしたいのが、やはり地盤ですねコンニャクのような上に良いお家を造っても勿体ないだけです。
地盤改良をしっかりするかもしくは調査してしっかりとした土地を探す事でしょう。
そしてこのカテゴリーでは家を建てるときに次に気にしてこだわりたいのが、現実に我が家を納得出来る住宅に完成まで任せられる建築業者です。
ここで強く言いたいのはあくまでも、物造りをするのは一人一人の職人です。
何が言いたいかというと会社としての規模や名前が売れているからと言う事も大事かも知れませんが、それが一番とは言えません。
大きな会社だから大丈夫ですか?
大きくお金を掛けてコマーシャルをしているから大丈夫ですか?
私はそうは思いません。
姉羽の偽装問題や悪徳リフォーム会社の実体に老人の一人暮らしを狙う老人本人には確認出来ない床下の腐りやシロアリを理由に床下換気扇を取り付け暴利をむさぼる業者など色々コマーシャルや広告を大量にばらまいて居ても安心は出来ません。
私自身が個人経営で三兄弟で営んでいるから言うのではありませんが本当によい物作りは作り手とお客様との間の信頼で成り立つのです。
また作ったお宅はいつまでも我が社と棟梁の大工さんにすれば自分達が作った作品なのです。
お客様から見れば大金を掛けられて作った我が家ですし、作った大工さんにすれば我が子のような物でずっと面倒を見ていきたいのです。
隅から隅まで知り尽くした、このお宅を携わった大工さんは我が子のように思っているのです。
それが証拠に大工というのは一度関わった仕事を何年経っても誇らしげに話したり、違う仕事で以前の現場の近くに来ると、「あのときはこうだったとか、お客さんとこんなはなしもしたなぁ」などというものなんです。結局は気なってしかたがないんですね、今どの様に使われているのか。不具合は出ていないか?心配なんです。
しかし職人というのは男気があって一本気な所があるのですがシャイな所があり、なかなか以前のお宅をこんにちわ~なんて行かないんですよね、なぜか
急に行って変に思われないかとか?仕事帰りにこんな汚れた格好で行ったら迷惑だろうとか・・・
どんどん地元の大工さんに声掛けてあげて下さい、見た目怖そうでも中身は本当にいい男達ですから
自分がこんな顔だから言うんじゃ無いですが本当にいい男多いですよ。職人魂ってやつですかね^^
大きな会社に仕事頼めば色んな経費や運賃に管理費や設計費やなにやで直ぐに車が買えるほどの金額になるんじゃないでしょうか?
地場の大工さんに聞いてみて下さい車帰るほど、経費や運賃や何やで取るんですか?ってびっくりすると思いますよ
絶対に取らないし、多分大工さんは取れないでしょうね^^
いざ家を建てるとき大きな会社の営業マンと打ち合わせをして建てた我が家も三年五年するとあの当時のいきさつや成り行きなど状況を知る営業マンや担当の方が転勤で居なくなってしまってる、そのようなケースが有ります。
特に築年数が経つにつれクレーム処理や相談事をしたいときにその担当者ではなく新しい方が来られます又一からの説明をして「あのときは以前おられた担当の○○さんがこういう事をしてくれると言ってましたよ」などともう居ない人が言った事を言ったの言ってないなどと言うようになり現在我が社ではそのような事はしていませんときっぱり断られるケースなどで、もめる事が有るようです。
契約書の内容も隅々まで読む事が大切ですね。
要は一度我が家を建てたり直して貰った大工さんがいつまでも我が家のサポートや修繕をしてくれる地域密着の地場に根付く工務店の方がいつも顔が見られて、急なときも直ぐに来てくれて良いんじゃないかと言う事です。
よほどの事情がない限り地元に密着して商売をしているのに引越しする事も無いでしょうし、よほど年輩の大工さんでない限り,亡くなったと言うような事も無いでしょう。
作り手と言っても、皆人の子で信頼関係に有れば気持ちも入るし損得抜きで考えてしまうときもあるのです。
そこで作り手に産まれる気持ちは、なんとしてもお客様に喜んで頂きたい!と言う気持ちです。
その気持ちを越えると又新しい感情に満たされるんです自分の施工したこの現場がいつまでも語られるような作品にしたいと、それは形に残る階段や床、腰板などだけではなく、お客様との信頼関係が一番なのです。
「ココを仕事してくれた大工さんはいいだいくさんだったよ」って言って下さる事が何より現場を任されて仕事を認めて頂き人としても気に入って貰えたと言う、喜ぶべき所で価値の高い所でなんです。
お客様の心の中に大工という作品を残した事になるんですから最高に嬉しい事です。
良い職人や業者の集まった、地元に密着して活動をしている工務店にも注目して頂きたいと言う事です。
地元で仕事をさせて頂き、生活をさせて貰っています、だからこそ信頼を損ねるような手抜き工事やいい加減な事が出来ないし期待以上の物を作ろうと努力するのです。